2008年06月12日

お母さん社長が行く!

2006年6月、古書店チェーン最大手ブックオフの社長に就任したのはなんとパート出身社員の橋本真由美(この本の著者)さんでした。話題づくり? お飾り?とさまざまな憶測が飛び交いましが、この本を読めば坂本元社長の決断も納得できます。
創業当時の1号店でパートとして働きにきた彼女が他の仲間(自分の子供と同じくらいの年代)と一から働きやすい職場を作り込んでいった。まさに現場密着の経営書である。

古本屋に携わる者として必ずしもブックオフのやり方が正しいとは思わないが結果(ブックオフが古本屋の最大手)が総てと言われてしまえば何も言えない。

多摩地域には、橋本学校と言われ店長育成が行われた堀ノ内店や初の複合店(中古劇場)となった永山店等なぜかブックオフの主力店舗が立ち並んでいます。

そんな中で今更ブックオフと同じ土俵で勝負出来る訳は無くいかに自分達のカラーを見出せるかが課題である。
それでもやはりブックオフの商品陳列の細かさや、店中の作り方等参考になる事は多々ある。

この本は橋本社長(←こちらも元ですね)が現場で試行錯誤しながらもブックオフを業界NO.1に育て上げていったノウハウ(あくまでも現場作りの)が満載である。

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posted by 佐伯書店スタッフ at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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